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水性塗料についてお伺いいたします。 - サイトウ
2012/09/28 (Fri) 21:20:04
バッティングセンターの鉄板のグランド(屋外)の塗り替えを考えています。近隣は、住宅地で臭いの問題等を考えて、下塗り、上塗り共に水性塗料を使おうと色々と探しております。今までは、サビ止めに、シアナミドボーゴ、上塗りにハイメル(色U45-80D)を使っていました。上塗りの色はこれに近い色で、耐久性にすぐれた、コストパフォーマンスの良い、サビ止め、上塗り塗料には、どのような物があるか教えてください。宜しくお願いします。
Re: 水性塗料についてお伺いいたします。 - desk satoplan
2012/10/01 (Mon) 21:15:31
ご返事遅れました。
早速ですが、
・外壁(鋼板)の何回目?かの塗り替えをご検討
・現行の最終塗膜(既存膜)・・・ハイメル(短油性フタル酸樹脂)
・今回は、臭気等の配慮を目的としてall水性樹脂の仕様を検討したい
・コスト面も配慮
ということ考えてみましょう。
サイトウ様の前回採用メーカーである DNTの商品で検討してみましょう。
●水溶性の錆び止め下塗り塗料の検討
・アロナEPO
『一液、水性、変性エポキシ樹脂錆び止め』
・アクアマイティーエポ#1000
『一液、水性、エポキシ樹脂・・亜鉛鋼板用途』
●弱溶剤系錆び止め下塗り塗料
(鉛、クロムフリー、非トルエン・キシレン、高防食性)
・エポオールスマイル
『二液性変性樹脂下塗塗料・・臭気が弱い(非トルエン・キシレン)』
●水溶性上塗り塗料
・DNT ビューアクリル
・DNT ビューウレタン
・DNT ビューシリコン
参照http://www.dnt.co.jp/japanese/kenchiku/catalog/dnt_beau_silicone.pdf
・DNT ビューフッ素
以上の中からのご検討となりますね。
*結論から申し上げます。
●推奨仕様として
1.下塗り・・・エポオールスマイル『1回』
2.中塗り・・・アクリル<ウレタン<シリコン<フッ素
3.上塗り・・・アクリル<ウレタン<シリコン<フッ素
*コスト<順→高耐候性・・・を含めてご検討してみては如何でしょうか。
詳細は、弊社HP推奨工法でご覧ください。
●DNT 製品カタログ一覧(各商品のカタログあり)
参考http://www.dnt.co.jp/japanese/kenchiku/catalog/index.html
■詳細は、弊社HP推奨工法でご覧ください。
Re: 水性塗料についてお伺いいたします。 - desk satoplan
2012/10/01 (Mon) 22:30:55
今回のpoint は、臭気の配慮して検討する・・・
・下塗り錆び止めの水溶性エポキシ樹脂
・弱溶剤系変性エポキシ樹脂(低臭気型・・低VOC)の高防食機能
・下地調整の作業検討
既存のターゲット表面の状態を、十分把握して、ご検討いただきたいと思います。
・錆の発生状況
・塗膜の付着状況(素地との付着性度合い)
・下地調整の作業仕様はどこまで行うのか・・・?
弊社のご提案は、外部仕様、数回目かのメンテナンスであり水溶性では防食性の観点から、より高防食性能を有する、溶剤変性エポキシ樹脂のほうが妥当だということでご提案いたしました。
低VOCタイプですから、臭気も通常の弱溶剤タイプより低臭気だと考えます。
上塗りに関しては、コストの予算に応じて
アクリル<ウレタン<シリコン<フッ素
耐候性のグレードを選定なさればよろしいかと考えます。
色調も淡彩〜中彩系ですから、極端に変色が推移変化するのではないでしょうか・・・。
以上の観点によりご提案しました。
ご検討ください。
Re: 水性塗料についてお伺いいたします。 - サイトウ
2012/10/03 (Wed) 21:49:59
回答ありがとうございます。
外部の床面(ボールが当たりますが、通常は人が歩く事はありません)で、3回目の塗り替えになります。
下地は大切だと思いますので、下地調整、サビ止めの事を重点に考え、色々と検討したいと思います。
ありがとうございました。
塗装工事で - いのさん
2012/05/27 (Sun) 12:01:13
変性シリコン打設後 5日目に 弾性フィーラー塗り、中塗り、上塗りマイルドシリコン、塗りの2日目なのですが 変性シリコン上の部分が硬化不良みたいで べとべとしています 目地硬化ガードスプレーとかやってみたのですが しわがよってしまい 硬化させるよい方法がないでしょうか よろしくお願いします。
Re: 塗装工事で - satoplan desk
2012/05/28 (Mon) 11:55:50
打設後、5日経過してからの塗装作業を開始されたとのこと。
シーリング上の上塗した箇所だけがベトベトしている状況。
次の2つの要因が考えられるのですが、今回のケースではあてはまらないように思いますが・・・。
1⃣コーキング剤のタックブリードの影響
2⃣上塗(2液タイプと想定して)硬化剤の加増(入れ過ぎ)
1⃣のケースは、1、2ヶ月以上とかの経過後(仕上がってから)に発生するのが一般的ですよね・・・。
2⃣のケースですと、打設個所以外(塗装面全体)の塗装面もベタベタした状況になっりますよね・・。
仮に1⃣の状況であれば、微弾性フィラーを塗っていますから、普通は
標準塗付量を塗っていればシーリングされ押さえ込んでくれるはずと
考えますし・・。
原因が、正直よくわかりません。
ごめんなさい。
余談ですが、
次のようなチェック(ご確認)・・・はどうでしょうか?
・IPAを含ませて、ウエス拭きして表面のベトベトだけが取れるかど うかの確認?
もしかすれば、塗料膜も取れてしまうかもしれませんが・・?
・再度、微弾性フィラーをあえて上塗の上に塗って押さえ込む・・
Re: Re: 塗装工事で - いのさん
2012/05/28 (Mon) 21:33:02
お返事ありがとうございます。色々私も 聞きまくった結果 やはりノンブリードのシールが 問題で 水性の仕上げ材のほうが良かったみたいです 結局 水性のクリア塗ったら 落ち着きました すいませんでした
机の天板塗り直しの塗料について - コジマ
2011/11/07 (Mon) 22:21:48
10年前に購入した輸入家具の白色の机ですが,天板の上にシートを敷いていたらシートが溶けた物なのか机に塗られていた塗料なのか,樹脂がこびりついたようになりベタベタに汚れてしまいました。仕方がないので,削り取ろうとしたのですが,なかなか思うようにいきませんでした。そのうち白い塗装も一部はがれる始末。そこで思い切って水性ペイントを買ってきて塗布しました。なかなかきれいに塗れたのですが乾いた後やはりあのベタベタ感が出て変わりません。わりと厚く塗ったのですが前の机に塗られていたラッカーか何らかの塗装がしみ出してきてるような感じです。このままべたつきを封じ込めてしまうような方法や上塗りの塗料はないのでしょうか。それともやはり天板の塗装を剥がすしかないのでしょうか?どなたか教えてください。
Re: 机の天板塗り直しの塗料について - satoplan desk
2011/11/12 (Sat) 10:07:39
解決策は、
『べたつき感の汚れが何なのかな?』の確認でしょうか。
まずは、確認ですが
●机の天板は、「無垢木材or集成木材等+白塗装仕上げ」
●敷きシート材は、表裏の表面がコート処理されていませんか?(印刷模様or着色など...)
教えてください。
それから、水溶性の塗料で塗装仕上げをされたわけですが、表面にべとべと感がブリードしてしまった訳ですが、
●当然べとべとの状態のままの表面に塗装されたんですね。
●こびりついた汚れは、どんな方法で除去トライされましたか?
教えてください。
Re: 机の天板塗り直しの塗料について - コジマ
2011/11/12 (Sat) 22:08:07
回答ありがとうございます。
質問についてですが,天板の材質は無垢木材です。コート処理というのがわかりませんが,テーブルクロス用の割と厚い透明のシートです。家具売り場でメートル売りで売られていた物を購入しました。それがくっついて取れなくなってしまったのです。無理矢理剥がしたあとをへらで削り取ろうとしたのですが傷がつくのである程度でやめました。そのあとオレンジ配合の多目的クリーナーでトライしましたがだめで,除光液やシール剥がしを使用して表面のクリヤ塗装だけ削り取れればと思いチャレンジしたのですが,まったくとれませんでした。そこであきらめてべたつきを封じこめようと思い,そのまま水性ペイントを塗ってしまったと言うわけです.
Re: 机の天板塗り直しの塗料について - satoplan desk
2011/11/14 (Mon) 10:58:53
もうひとつ教えてください。
●塩ビマット透明(0.5~1.5m/m or 2~3m/m)を天板から剥ぎ取った時に、マットの裏面に白い塗装膜が付着した状態になっていますか?
●また、剥がした天板面の「べとべと感」を除光液等の溶剤で拭いた布等に、白い色(塗装膜的色)が付きましたか?
一般的な傾向として、当社の塩ビ系デスクマットもそうなんですが印刷物等を机の間に挟んでおりますと...
●印刷インクがマット裏に転写されてしまいます。
●天板面が油が付着したようなべとべとした状態になります
専用デスクマットは、発砲ウレタン?系の緑のマットと2枚setで販売されていますよね。
やはり、防止策なんでしょうかね...
塩ビマットの可塑剤等の情報を調べて確認してみます。
Re: 机の天板塗り直しの塗料について - satoplan desk
2011/11/15 (Tue) 11:38:34
デスクマット(軟質PVC樹脂)を調べてみました。
やはり、非転写対応のマットが出ているようです。
一般的に、柔軟性&透明性の機能を付加する為に、ポリ塩化ビニル系樹脂に可塑剤、安定剤等を配合して構成されており、使用が進むにつれ添加してあった可塑剤がマット表面(内外面)にブリードアウトしてしまう傾向があるようです。
原因は、この作用と考えます。
さて、本題について考えてみます。
●「べとべと感」は、可塑剤等の添加物がブリードアウトしたものと推測します。
トロール系溶剤で除去できなかったようですが、
アルコール系溶剤で除去トライしてみたかったですね。
・工業用用途...IPA(イソプロピルアルコール)
・医薬用途...薬用消毒エチルアルコール
などが調達しやすいかと考えます。
●「天板との接着」も同様、塗装膜に可塑剤添加物がブリードアウトし塗膜と浸透溶解し接着したものと推測します。
さらに、水溶性塗料で仕上げた塗装膜を可塑剤添加物がブリードアウトし表面へ出てきたものと推測します。
□ 対処方法として
●表面の添加物をアルコール系溶剤で拭きとって見たいのですが、おそらく水溶性塗料膜まで一緒に再溶解して取れてしまう可能性が大きいと考えます。
手荒な提案になりますが..最終手段として、水溶性塗料膜を取ってしまうことも想定に入れて、
次の手順でご検討されては如何でしょうか。
①「べとべと感」を取り除く程度で、表面をワイプペーパー等でアルコール溶剤を少し含ませて軽くふき取る。
②①で塗膜が再溶解して取れるようだったら、最終手段として完全塗膜除去を行い、「べとべと感がなくなったことを確認して」再塗装仕上げを行う。
①で解決できることを期待いたします。
Re: 机の天板塗り直しの塗料について - コジマ
2011/11/15 (Tue) 20:35:05
当方の説明が不十分な上に,メールだけを読んであらゆる状況を的確に把握していらっしゃるのでホントにさすがです。ただただすごいなと思い驚きです。
確かにものは専用デスクマットではなく塩ビマットでした。おっしゃる通り印刷物を入れておいたところが見事に転写されてしまっていました。
シートを剥がしたときには白い塗料はついてませんでしたが除光液等の溶剤で拭いたあと削り取ろうとへらでこすったときに少し白い色(塗装膜的色)剥がれた箇所がありました。
最後にアドバイスをいただいたように①②の方法でトライしてみようと思います。いろいろ調べてもらいましてありがとうございました。とても参考になりました。
ログハウスについて - イケダ
2011/06/03 (Fri) 21:53:34
ログハウスの丸太の部分を塗装して欲しいとの依頼があり防腐剤を塗った方がいいのでわと、提案したところ塗り潰して欲しいと言われたので、材料を選定している所なのですが、何が良いのでしょうか、今在庫で1液水性のコスモレタンがあるのですが、下塗りにエコカチオンシーラーを入れて上塗りにコスモレタンじゃダメでしょうか、溶剤系の塗料を使えばよいのでしょうが、部屋の中で事務仕事をしており、臭いをなるべく、出したくない理由がありまして。丸太の下地状況ですが、枯れている状態です。
Re: ログハウスについて - satoplan desk
2011/06/06 (Mon) 11:00:50
ログハウス(外部面丸太材)の塗り替えメンテナンス仕様のご検討ということで考えてみたいと思います。
①池田様仕様として
下塗(1回)・・・エコカチオンシーラー「上塗吸込み防止&付着向上?」
上塗(2回)・・・コスモレタン「水溶性反応硬化形アクリルウレタン樹脂」
*注
エコカチオンシーラー・・・基本的には、無機系素材「耐アルカリ性」に対 応する下塗用途剤です。
②satoplan仕様(案)として
http://www.xyladecor.jp/products/consolan.html
下塗(1回)・・・コンゾランプライマー「防腐防カビ機能付加する場合」
上塗(2回)・・・コンゾラン各色
2通りの仕様について比較してみます。
外部木部の塗装保護で一番肝要なのがこの収縮に追従できる
被服塗膜(塗りつぶしの場合)の長期保護が難しことですよね。
ですから、一般的に木材の繊維に塗料(防腐防虫機能剤)を含浸さて表面に塗膜を乗せない仕様で防水性等を発揮する仕様が選択されます。
今回は塗りつぶしでの仕様のご検討ですから・・・水溶性反応硬化形の方向での選択になるのでしょうかね。
どちらも水溶性塗料の仕様となります。
溶剤タイプの塗料よりは、木材の水分含水変化である乾燥収縮の追従性の観点から弾力性がある塗膜保護ができる方向になる思われます。
①・・・遮蔽(通気性がない)塗膜
②・・・通気性機能がある塗膜
上記、機能性の違いでしょうかね!
通気性機能があれば、理論的に水分の出入りが可能な呼吸ができる塗膜ということになりますが・・・どのぐらいの効果が発揮されるのかは・・・個人的には判断しかねます。
このケースに即した塗料があるということで紹介しました。
ご検討ください。
塗料の名称について - 橋本 孝司
2010/10/15 (Fri) 08:50:02
アレス水性ナノトップUは、
UEP:ポリウレタンエマルションペイント
なのでしょうか?
もし、違うのであれば正式名称を教えてください。
よろしくお願いします。
Re: 塗料の名称について - satoplan desk
2010/10/15 (Fri) 10:24:11
UEP(日本建築学会JASS-18)規格に適合しているのは、
関西ペイントの製品では、JIS A 6909 規格取得品になるようですね!
・アレスアクアレタン(水性反応硬化形高耐候性アクリルウレタン樹脂)
・コスモレタン (1液水性コアシエル架橋ウレタン樹脂)
上記2品目になっているようです。
お問い合わせの標記品については、
・アレス水性ナノトップU (1液低汚染ナノ架橋形ウレタン変性水性)
と、表現しています。
JIS A 6909 規格に適合しない、低汚染機能を発揮する目的で開発された独自のナノレベルでの架橋反応機構を有する樹脂塗料なんでしょう・・.
昨今の水性樹脂は、各メーカーが独自の機能特徴を表現するのに・・・、
架橋形ウレタン変性、水性反応硬化形アクリルウレタン、コアシエル架橋ウレタン
など、非常に紛らわしい表示が氾濫してますよね!
一般的に建築用途の略号は、JIS A 規格品適合で区分されているケースが多いのではないでしょうか?
・アレス水性ナノトップU も、当然ポリマー架橋する硬化反応基が
入って高分子架橋ウレタン樹脂塗膜を形成する外部用途の上塗材ですからUEP規格同等であろうと考えますが指定されておられるのでしたら・・塗料メーカーの最終確認をなさってから採用されることをお勧めします。
無垢無塗装フローリング - kei
2010/09/08 (Wed) 19:05:40
室内床(全て)に無垢無塗装のフローリングを使用したいのですが、
塗料は何を使えばよいでしょうか?
子供が小さいので、醤油などをこぼした際など不安です。しかし、木の質感は損ないたくないので、トップクリアーは使用したくありません。また、メンテナンス方法等もおしえてください。どのくらいの期間でメンテナンスがひつようなのか?も。よろしくお願いします。
Re: 無垢無塗装フローリング - satoplan desk
2010/09/09 (Thu) 11:00:45
無垢の質感を損なわず、汚れ防止になるような塗装方法ということになると・・表面に塗膜を作らないようにする訳ですから木の繊維に塗料を含浸(浸透)させる程度にするしかないでしょうかね。
ただし、醤油、コーヒー等をこぼした場合は、完全に染込まないようにとはならないかも・・・?
浸透性が良く、食品安全性等を配慮した塗料で、当社で紹介している水溶性バトン塗料の「透明」で1~2回程度塗ってみてはいかがでしょうか・・・。
以下参照(当社紹介ページ)です。
http://www.satoplan.com/f_shouhin.htm
よくテレビ等で、シックハウス症候群防止対策として、
菜種油等の植物油を刷り込む方法などが紹介されますが、
自然性の乾性油ですから・・・
消防法の安全面から考えると、発火源があったらすぐ火災に繋がりますから怖いです。絶対に避けてください。
尚、メンテナンスを考えた場合なのですが、徐々に汚れ・日焼けは時間の経過と共に、避けられないと考えます。
当面は、水拭きと空拭きモップでのお掃除がベターかもしれませんね?
ダスキンモップ等を使用してメンテナンスをしていくと、ワックスが浸透して次回の塗装メンテナンスが難しくなりますご留意ください。
ご検討ください。
Re: 無垢無塗装フローリング - kei
2010/09/13 (Mon) 11:59:59
お返事ありがとうございます。
普通のVATONより水性VATONのほうが良いのでしょうか?水性というとなんだか弱い(もちがわるい、メンテナンスが頻繁に必要)ようなイメージがあるのですが・・・。なぜ普通のVATONの透明では・・・?また経年劣化に伴うメンテナンスは、再度VATONの透明を塗れば良いのでしょうか。もし着色して透明で仕上げた場合、メンテナンスの際は同様に着色して透明を塗るようになるのでしょうか?
Re: 無垢無塗装フローリング - satoplan desk
2010/09/13 (Mon) 19:41:40
VATON水性の方が、一般の溶剤タイプより溶剤の含有量が少ないので揮発臭(溶剤の揮発量)が比較的少ないかなとの選定でした。
また、VATONの場合は水性でも、用具等の洗浄は溶剤でなければ落ちません。水では、落ちません。
その点では、一般の水溶性のエマルジョン塗料とは異なります。塗膜性能は、同等です。
臭いが気にならなければ、
作業性(乾燥)の観点からも、おっしゃるように溶剤タイプのほうが良いかもしれませんね。
メンテナンスに関しては、、全面をサンドペーパーで研磨したのち・・同じ様にVATONを塗れば良いと考えます。
次回のメンテナンス時は、新規時と異なり汚れが完全に研磨では取り切れないことが予想されますよね
。
おっしゃる様に、多少着色を施した方が綺麗になる場合も想定されます・・その際は、
混合比・・透明(100)+着色(10~30)ぐらいの比率で
混合して半透明色にして塗られたら如何でしょうか!。
濃く着色されず、薄ら色が着き綺麗に仕上がります。
この方法で、今回の新規時にも多少カラーリングしても良いかもしれませんね・・・!
メンテナンス周期については、2年ぐらいを目安にお考えいただけばよいのでは・・・と考えますが!
それから、今回の最初の塗装の際について申し添えること忘れましたが、
塗る前に必ずサンドペーパー#240粒度で研磨してください。(表面調整及び汚れ除去の目的)
それから、1回目の塗装が終わり乾燥後2回目の塗装に入る前に、表面がざらざらした状態(目立ち)になります。
必ずサンドペーパー#240~#320で再度研磨して(目立ち)を取ってから2回目へと塗装してください。
そうしないと、仕上がり面がざらざらした状態のままになって・・・つるつるになりません!ご留意ください。
Re: 無垢無塗装フローリング - kei
2010/10/02 (Sat) 09:26:21
ありがとうございます。水性ではなく普通のVATON透明2回塗りでいこうと思います。乾いてしまえば臭いも消えますか?また、日常の汚れ除去等のメンテナンスににリボスのグラノス(ワックス&クリーナー)を使用しようと思うのですが、どう思われますか?他にVATONに適するワックス&クリーナーがあれば教えてください。日常にワックス&クリーナーを行えば、最初に塗ったVATONのもちが良いと思うのですが・・・。何か良いものありませんか?
Re: 無垢無塗装フローリング - satoplan desk
2010/10/12 (Tue) 19:03:53
メンテナンスとして、その方向でいいと思います。
まずは、床の素材サンプルに実際に仕上げてみてご確認なさってください。
イメージ通りになるか・・・どうか?
そのうえで、納得なさって施工されることをお薦めします。
ミッチャクロン マルチ - ほりうち
2010/09/14 (Tue) 16:52:22
下塗り:ミッチャクロンマルチ
上塗り:エポキシ樹脂系重防食塗料(ノバ2000)
を塗りたいのですが、塗料の相性はどうでしょうか?
また、下塗り後→上塗りを塗る期間は下塗り後すぐ
でないといけないでしょうか?期間が空くと下塗りの効果が
無くなるのでしょうか?
Re: ミッチャクロン マルチ - satoplan desk
2010/09/15 (Wed) 10:37:02
塗装物への付着が懸念される、特殊金属系素材への塗装仕様でしょうから・・・今回初めて施工されるのでしょうか?
通常は、ノバ2000のハイソリッド変性エポキシ樹脂塗料を鉄・鋼板素材への防食用塗料としてご使用になっておられるのでしょうか?
溶融亜鉛めっき、亜鉛溶射、ステンレス、アルミ、特殊合金等の特殊加工を施した付属部品あるいは部位への付着向上を意図する塗装仕様としてお考えなのでしょうか?
下塗り:ミッチャクロンマルチ
http://www.somayq.com/products/byname/ma/005/
上塗り:エポキシ樹脂系重防食塗料(ノバ2000)
(中国塗料)ハイソリッド変性エポキシ樹脂塗料(150μ×2=300μ)
ミッチャクロンマルチに関して、塗布後のインターバル時間について長期の放置する想定は考えたことがないのですが、屋外での紫外線、また水分(湿度)、耐薬品(雰囲気)等の影響を受ける環境化での長期ストックは塗膜への影響が懸念されます・・あまりお勧めできませんね。
基本的には、乾燥後できるだけ速めに上塗料を施すのが一般的な考え方だと思います。
それから、両者での層間塗膜での付着等の相性についてですが問題はないかと考えますが、ミッチャクロンマルチの製品説明(上記URLページ)では、変性エポキシ樹脂との組み合わせは記載されいないようですね。
ミッチャクロンAB.X(建築用途)のタイプでは、◎の相性になっているようようですが・・最終的にメーカーでの確認をなさったほうが良いと考えます。
遮熱塗料について - くらよし
2010/09/08 (Wed) 16:37:00
初めて投稿させて戴きます。
塗料の事を調べていると、ここへたどり着きました。
宜しくお願い致します。
今度、配電盤に【遮熱塗料を施せないか?】という
話が会社の中で出てきました。
静電ガンの口径や吐出量等の問題もありますし
粘液のレベルも有ります。
何よりそういうものがあればどこか動き出している
筈ですがどこも動き出してはいないように感じる事から
無理が有るのかとも思います。
実際、【eco-cool】などは屋根用ですし・・・。
そういう塗料は存在するのでしょうか?
Re: 遮熱塗料について - satoplan desk
2010/09/09 (Thu) 10:11:13
基本的に、熱硬化型の樹脂塗料でも可能だと思います。
光の高反射・熱の高放射する機能効果を果たす役割は、顔料等の厳選だけの問題ですから・・・。
現行品は需要対象がヒートアイランド現象の緩和をコンセプトにして商品設定化されている常温乾燥型樹脂塗料(弱溶剤型)だけです。
建物外部・アスファルト路面等の用途中心ですから。
キューピクルボックス等の用途への専用塗料は、現在ないと思いますが・・・、
溶剤型の熱硬化性樹脂へ上記厳選顔料・反射ビーズなどを練りこみすれば塗料の製品化は可能だと考えます・・。
貴社専用向けの工業用特殊品として、メーカーでの対応は可能だと思います。
ただし、1オーダーでの量、指定色の色味、艶の調整等の貴社の要望条件を含め相対的に検討が必要と考えます。
尚、小ロットの範囲であれば・・、
通常仕上げで完成した製品に、上記常温型の標準品の遮蔽熱塗料で淡彩系(5Y7/1 等)の指定調色を依頼し、オーバーコート(再塗装)をする方法もありかと考えます。
その際は、二液の架橋反応タイプのウレタン樹脂系ですから、塗装機等(ガン・ノズル・ポンプ)の変更はしなくても可能とは思いますが、洗浄等の管理が面倒になりますから、
別にハンドガンポンプ付のダイヤフラム一体式ユニットなどでの簡易専用機を準備して塗装したほうが賢明かと思います。
現時点では、屋根のトタンメーカーでは、何社か断熱機能、
遮熱機能を付加したオーダーメードでのPCM塗料での塗装を施し、製品化しているとの話は聞きますが・・・。
ご確認いただき、ご検討ください。
桐材へのニスが染み込まない方法 - 山岸 洋
2010/09/07 (Tue) 08:02:04
桐材の表面にニスを直接刷毛塗りをした所表面がザラつき又光沢が出ない。良い方法が有ればご指導ください。
Re: 桐材へのニスが染み込まない方法 - satoplan desk
2010/09/08 (Wed) 12:29:08
木材の中でも、確かに桐材へ直接、艶ありの速乾性のニス、クリヤーを1~2回塗装しても浸透してしまい表面に塗装膜が形成されないですよね。
今回の場合は、透明仕上げで光沢を出す目的なのですね?
もう少し、具体的にどんな製品にどんな風に艶をだし、仕上げたいのか・・ご教示いただければ提案しやすいのですが・・。
木材用の塗料には、以下のように各・樹脂塗塗料系に
①下地剤(含浸を防ぐ加熱残分の多い樹脂を用いた塗料)
②中塗剤(体質顔料を多く加えた樹脂で木目の目止め効果を持つ塗料)
③上塗仕上げ剤
・生地着色を含め①~③の順序で、塗装工程作業を進めるのが一般的です。
塗装物の、面積が少ない場合などは上塗料だけで回数を増やして仕上げる場合などいろいろなケースが考えられます。
また、どんな樹脂の塗料を選定し使用するかなどご提案できると思います。
また、木材への塗装では必ず1回目2回目には、毛羽立ちのざらつきは必ず出ます。
サウンドペーパー#180~240の粒度で、そのつど中研ぎの作業を行い、ざらつきを取り平滑にします。
お手数ですが・・もう少し、具体的にご教示ください。
〇たとえば、桐の箪笥の再生、お面など彫り物の加工物
など・・・いろいろあるとおもいますが?
無題 - ほりうち
2010/08/20 (Fri) 10:00:47
エポオール#40とエポールユニは成分は同じですか?
また、違いは2液・1液の他ありますか?
Re: - satoplan desk
2010/08/20 (Fri) 12:14:02
基本的に、エポオールユニもメーカーカタログ上では防食機能としてはエポオール#40と同じような表現をしていますよね。
違いは「2液・1液」の他に、
「強溶剤(エポキシ専用シンナー)・弱溶剤(塗料用シンナー)での溶剤希釈の種類がまったく異なるという事!」
したがって、根本的に主成分の変性エポキシ樹脂の組成、構成が異なるものと考えられます。
厳密な説明は省略しますが・・。
通常の、鋼材塗装の塗り替えメンテナンスは、
エポオール#40+VトップHの仕様等で行っておられるのではと拝察いたします。
目的用途、標準膜圧、上塗り適合性等・・カタログ上では同様の表現となっており、新たに設定された製品をご検討されるのは当然のこと思います。
選定においての目安を、個人的見解で申し上げますので参考にしてください。
〇既存の塗装膜が、強溶剤(エポキシ専用シンナー)で再溶解される懸念がある場合は、エポオールユニを採用し、既存塗膜を
保護しVトップH等の上塗仕様で採用する。
または、下塗+上塗の両者を弱溶剤(塗料用シンナー)で統一した仕様を採用したい場合もエポオールユニの採用になりますよね。
〇既存の塗装膜が、強溶剤(エポキシ専用シンナー)で心配する要素がない場合は、今まで通りのエポオール#40を採用し現行通りの仕様で施工する。
「個人的にエポオール#40仕様を推奨します!」
一応、上記目安を基本にしてご検討なさってはいかがでしょうか・・・。
無題 - tak
2010/08/07 (Sat) 08:42:02
内部の床材(無塗装カバザクラ)にVATON着色を使用したいのですが、着色した後、トップクリヤー/フラットを塗らなくてはいけないのでしょうか?できれば木の質感をそこないたくないので着色のみにしたいのですが、後々のことも気になります。またメンテナンスはどのようにすればよいのでしょうか?アドバイスお願いします。
Re: - satoplan desk
2010/08/09 (Mon) 09:56:16
基本的に、床材への生地着色(VATON)仕上げだけとのご意向ですが、問題はないと考えます。
ただ、歩行により素材表面の磨耗というか磨り減りにより着色した表面の色が落ちやすく、汚れが付きやすいというデメリットが伴います。
定期的に、生地着色(VATON)の塗装が必要と考えます。
ただし、上記メンテナンス作業(生地着色)は汚れを落とし、研磨作業+VATON での塗装作業ですの簡単ですよね。
上履きのままでの、床でしたら上記仕様の方がいいかも・?
ただし、
一般的な家庭での場合には、床材への塗装仕様では着色+床用トップコートクリヤーとなりますよね。
歩行に対する耐摩耗性を最重要素として考えますよね。
確かに艶が出ると、いかにも塗装した意匠感強調されますよね・・
まったく艶のないノングロスのトップコートクリヤーで仕上げられればそんなにナチュラル感を損なわないのではないでしょうか?
それでも、やはり塗膜を付けないナチュラル感をだしたいのならば、できるだけ色落ちしにくいように配慮し、
VATON着色+VATON#501透明(2~3回)
の仕様で仕上げては如何でしょうか・・・。
この仕様であれば、床材の生地にすべて浸透して塗膜が表面に出ませんからね。
今回は、この仕様のほうがいいのかも・・・。
無題 - 田組 真司
2010/07/14 (Wed) 16:18:26
高圧電源のコードのサビを止める塗料をさがしています。
ウレタン 油性 超乾燥 タイプがいいのか、何があうのか教えてください。
宜しくお願いします。
高電圧ケーブル・・・? - satoplan desk
2010/07/16 (Fri) 09:59:44
お問い合わせありがとうございます。
まことに残念ですが、高圧電源のコードのイメージが把握できません。
もう少し、具体的に素材構造についてご教示いただけませんでしょうか・・・。
高電圧ケーブルなど、鉄塔送電線的な絶縁被服をしていいない様な、またアルミ被服等の防錆処理を施さないような電線ケーブル・・・なんでしょうか?
埋設などの事前防食などのためでしょうか?
既設のケーブルが錆びて、そのメンテナンス保護等のためでしょうか?
エポキシ樹脂について - 小林正芳
2010/06/06 (Sun) 15:35:32
エポキシ樹脂を木造外壁塗り替え塗装に勧める業者がいますが、20年保証といいますが、木造住宅外壁にしようして本当に20年持つのでしょうか。
Re: エポキシ樹脂について - satoplan desk
2010/06/07 (Mon) 15:46:51
木造住宅外壁へのトップコート仕上げ剤としてのエポキシ樹脂塗料による塗装仕様は基本的には、考えられません。
下塗塗料としてエポキシ樹脂を用い、上塗仕上げ塗料としてウレタン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂等を用い、両者を組み合わせた仕様を提案されたのではないでしょうか?
エポキシ樹脂は紫外線に非常に影響を受けやすく、耐天候性に弱く、風化しやすい(チョーキング)性質を有する樹脂なのです。
ですから、一般的には外部の仕上げ剤用途としては使用しません。
あくまでも、下塗り機能の用途として使用するのが一般的です。
エポキシ樹脂をベースにした塗料を使用する場合は、一般的に・・・
・金属系素材にたいしては、耐防食機能(酸化抑止)
・窯業系素材にたいしては、耐風化抑止、付着性向上効果
の目的機能として下塗り塗料として活用されています。
また、
紫外線の影響を受けない内部の部材であれば、
アルカリ性、酸性等の耐薬品性に影響されない様に保護する目的として、単独エポキシ樹脂塗料だけで仕上げる仕様を組むケースは非常に多いです。
ですから、今回のお尋ねについての外部壁面仕上げということですから・・上塗仕上げとして、エポキシ樹脂は使用しないと考えます。
もう一度、業者さまのご提案をご確認なさってください。
ヒルムA断熱塗料に関する質問です。 - 安部 正晴
2010/02/25 (Thu) 14:46:28
迅速な御回答を有難うございます。
断熱目的は、保温です。
色々な条件があると思いますので、表面温度の算定は
難しそうですね。
今回の『ヒルムA』及び御教示戴いた『ドリームコート』の
夫々の熱伝導率が解れば再度御教示を宜しくお願いします。
Re: ヒルムA断熱塗料に関する質問です。 - satoplan desk
2010/02/26 (Fri) 09:46:01
ヒルムAに関する熱伝導率の資料データは、遮熱機能が優先されているため詳細は把握できません。
ドリームコートに関する資料詳細は、下記をご参照ください。
http://www.satoplan.com/f_n_dream.html